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山と読書
- 投稿日:2023年 2月 3日
- テーマ:吉田重喜
- 投稿者:品質管理部 吉田重喜
品質管理部 吉田です。
前にも書きましたが、私の趣味は山岳です。
それと、読書も好きです。
ですので、山岳関係の書籍ばかり読んでいます。
妻も同様の趣味ですので、
我が家の本棚には山岳関係の本が200冊ほど並んでいます。
紀行文、ノンフィクション、エッセイ、小説、遺稿集などなど、、、
その中で私のお気に入りの随筆集があります。
登山家であり哲学者の串田孫一氏の「山のパンセ」です。
昭和47年初版ですので、50年ほど前の本です。
(私が所有しているのは第5版で昭和51年)
とても美しい文章で、大自然に、山に包まれるような感覚になります。
なにより好きなのが、この本の装丁です。
今では珍しく、箱に入った形になっており、
背をあけると一言、、、
「寂しい山へ、黙って登ってください。」
とあります。
真摯になれます。
私が登山に求めるのは、
「静寂」「荘厳」「ひたむき」とか??です。
賑やかに登るのもいいのですが、
山塊に溶け込んで静かに向き合いたいと思っています。
なかなかいいものです。
山に興味のある方、
ぜひ「寂しい山へ、黙って登ってください。」